音楽:『ミュンヘン』より 「アヴナーのテーマ」 Avner's Theme (Munich)
絵画:フレデリック・レイトン 「エレジー」 Frederic Leighton, Elegy, 1889.
Susanna Poykio 2006-2007 Long Program
スザンナ・ポイキオは、フィンランドを代表する選手で、ジュニア時代から実力を発揮してきた選手です。
2001年の世界ジュニア選手権では3位となり、フィンランドに初のメダルをもたらしました。
2005年のヨーロッパ選手権では2位、こちらもフィンランド女子選手初のメダルでした。
2006年のトリノ・オリンピックでは13位、同年の世界選手権では9位でした。
日本ではスザンナより7歳年下で、華やかな美貌のキーラ・コルピに注目が行きがちですが、練習では3-3の連続ジャンプも決めているとのこと、実力ある素晴らしい選手です。
2006-2007ジーズンはヨーロッパ選手権で4位。
そして東京で行われた世界選手権で。女子シングルは、上位選手の多くがフリーで失敗し、キス&クライで暗めの表情が続きましたが、スザンナは一度転倒したものの精一杯の演技をし、SP10位からフリーは7位、総合8位入賞を果たしました。キス&クライでは明るい笑顔で、「ありがとう 日本」という、日本語を書いた紙をかかげてくれました。彼女の優しい人柄が伝わってきて、こちらまで暖かい気持ちになりました。
とても仲のよさそうなコーチは、ヘイディ・ポイキオさんで、スザンナのお姉さんです。
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